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ごあいさつ

Greeting

 2011年3月11日に発生した東日本大震災、そしてそれに続く津波の猛威は、いまだ私たちの記憶に新しいところです。未曾有の災害と言われながらも、当地は歴史上で何度も同様の地震と津波に襲われており、それらの記録と警告は東北・太平洋沿岸部のあちこちに残っていました。しかし、人口の拡大と経済成長のもとで、私たちはまるでそれらが無かったかのように忘れ去り、準備と対応を怠ってしまいました。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という著名な教訓を思い出さざるを得ませんでした。

 弊社・出版文化社は、企業や組織の歴史を図書やデジタルデータで記録する「社史」の制作と、それを経営に活かすための資料やデータ、物品を保存、活用する「アーカイブ・サポート」を主力の事業としています。そのことから、震災と津波が、被害地域の企業や組織に、いかに記録され、伝承され、経営に活かされているか。社史を主体として資料と情報を集め、共有し、学びに役立てたいと思います。

 本セミナーでは、被災した企業の事例をもとに事前と事後の危機対応のあり方についてご紹介いたします。また、パネルディスカッションでは、それらの記録の中から特記すべき内容を取り上げて、当時の関係者をお招きして、振り返りと今後の経営への活用について話しあっていただきます。 ご参加の程、お願い申し上げます。

プログラム

Program

- 第1講 -
「危機を転機に変える: 東日本大震災と企業の危機対応」

  • 講師:中村尚史 様
    (東京大学社会科学研究所教授)
- 第2講 -
「震災と津波、危機対応について書かれた社史の紹介」

  • 震災と津波、危機対応について書かれた社史を画面共有で投影し紹介します。

- 第3講 -
パネルディスカッション「震災と津波はいかに社史に刻まれ、経営に活かされているのか」

  • パネリスト

    中村尚史 様
    (東京大学社会科学研究所教授)

    小川富士 様
    (アクセンチュア株式会社 管理本部)

    相原真士 様
    (株式会社橋本店 取締役 技術・管理部長 兼 エネルギー事業部長)

    司会進行

    木下繁喜 様
    (岩手県大船渡市の新聞社・株式会社東海新報社 元記者)

ご案内

Information

日程
2021年3月11日(木)

  • 主催者挨拶
  • 第1講:14:20~15:10
    (講演40分+質疑応答10分)
  • 第2講:15:20~15:40
    (講演20分)
  • 第3講:15:45~16:50
    (講演65分)

申し込み締め切り
2021年3月9日(火)まで

視聴方法
Zoomシステムを利用して配信

  • インターネットに接続できるPC、もしくはスマートフォン・タブレット端末で全国どこからでも視聴可能です。
    スマートフォン・タブレット端末で視聴の場合には「Zoom Cloud Meetings」のアプリのインストールが必要となりますので、事前にインストールをお願いいたします。
    オンラインセミナー中は資料を画面共有しながら進めますので、PCでの視聴をお勧めいたします。
参加費用
無料

要・事前申込み

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    出版文化社 ヘリテージサービス事業部
    東京 Tel:03-6823-6820 担当:平野